確定申告の税金はd払いがお得|国税のスマホアプリ納付、d曜日で3%還元・Amazon Payは終了

確定申告の税金はd払いがお得|国税のスマホアプリ納付、d曜日で3%還元・Amazon Payは終了

確定申告のあとの所得税や、個人事業主の消費税などの国税は、e-Taxからスマホ決済アプリ(○○Pay)で払えます。国税庁の「スマホアプリ納付」という方法で、決済手数料はかかりません。

使えるアプリのうち、いちばんのおすすめはd払いです。期間・用途限定のdポイントも税金に使えて、金曜・土曜の「d曜日」に払うと3%分のdポイントが戻ってきます。

なお、以前は国税の支払いに強かったAmazon Payは、2026年1月3日で国税の取扱いが終わりました。

内容は2026年10月5日に国税庁とドコモのページで確認したものです。

国税のスマホアプリ納付とは?使えるアプリ・上限・手数料

使えるアプリPayPay・d払い・au PAY・メルペイ・楽天ペイ(2026年1月4日以降)
使える金額納付税額が30万円以下のとき(30万円を超える税額を分けて払うのも不可)
手数料無料
払い方アプリの残高で払う(事前にチャージが必要)
入り口e-Taxで申告したあと、メッセージボックスの受信通知から「国税スマートフォン決済専用サイト」へ(2025年2月から、入り口はe-Tax経由にまとめられた)
領収書出ない

所得税や消費税のほか、源泉所得税など、ほとんどの国税に使えます。ポイントがつくかどうかはアプリによって違い、国税庁も「各決済サービスに問い合わせて」としています。

参考:国税庁「スマホアプリ納付の手続」、国税庁「スマホアプリ納付のQ&A」

Amazon Payは国税に使えなくなった(2026年1月3日で終了)

国税庁のページの「ご利用可能なスマホ決済アプリ」は、2026年1月3日までと1月4日以降で分かれていて、1月4日以降の一覧からAmazon Payが外れています。

Amazon Payなら、Amazonギフトカードの残高で国税を払えたので、ギフトカードのチャージキャンペーンでポイントをもらってから税金を払う使い方ができました。いまはこの方法は使えません。税金用にAmazonギフトカードを買いだめするのは、やめておきましょう。

確定申告の税金はd払いがいちばんお得

期間・用途限定のdポイントも税金に使える

d払いのスマホアプリ納付は、d払い残高とdポイントで払えます。期間・用途限定のdポイントも使えるので、使い道に困りがちな期間限定ポイントを税金に回せます。

地方税(固定資産税・自動車税など)の納付書のeL-QRをd払いで読み込んで払う場合は、dポイントは使えません。dポイントで税金を払えるのは、国税のスマホアプリ納付です。

参考:d払い「スマホアプリ納付をする際に利用できる支払方法」、d払い「スマホアプリ納付をする際にdポイントは利用できますか」

金曜・土曜の「d曜日」で3%還元

d払いには、毎週金曜・土曜にネットのお店でd払いを使うと、キャンペーンポイントとして3%分のdポイントがもらえる「d曜日」があります。国税のスマホアプリ納付も、このd曜日の対象になります。d払いの「ネットのお店」の一覧に国税スマートフォン決済専用サイトの案内があり、d曜日の対象外のお店の一覧にも国税は入っていません。

条件毎月エントリーして、金曜・土曜にd払いで払う
もらえるポイント払った額(dポイントで払った分も含む)の3%。dポイント(期間・用途限定)
上限月10,000ポイント
もらえる時期払った月の翌月下旬ごろ(有効期限はもらってから2か月)

たとえば、金曜に30万円の所得税をd払いで払うと、9,000ポイントが戻ってきます。手数料無料で3%は、国税の払い方としてはかなり強い還元です。

もらえるのは期間・用途限定のdポイントで、有効期限は2か月です。次の税金の支払い(予定納税など)や、ふだんのd払いの買い物に回すのがおすすめです。

d曜日のエントリーページ(d払い)

d払いで払うときの注意

  • エントリーを忘れない:d曜日は毎月エントリーが必要です(払ったあとのエントリーでも、その月のうちならOK)
  • 払う日は金曜か土曜:所得税の確定申告の納付期限は、ふつう3月15日です。期限の直前に金曜・土曜がないこともあるので、早めに申告して、期限前の金曜・土曜に払うと安心です
  • 30万円を超えるとき:スマホアプリ納付は使えません(下の「30万円を超えるとき」を参照)

PayPay・楽天ペイ・au PAY・メルペイで払う場合

アプリ払えるものひとこと
d払いd払い残高・dポイント(期間・用途限定も)金・土曜のd曜日で3%。いちばんのおすすめ
楽天ペイ楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)・楽天ポイント楽天ペイ残高で払うと0.5%還元。楽天ポイントも税金に回せる
au PAYau PAY残高チャージ方法が多い
メルペイメルペイ残高のみメルカリの売上金を税金に回せる
PayPayPayPay残高などネットでのPayPay払いと同じように、専用サイトからPayPayアプリに切り替えて払う

d払い以外は、払うときの還元が小さいか、ないものがほとんどです。手元にたまったポイントや売上金を税金に回したいときに使い分けます。

参考:楽天ペイメント「楽天ペイ、国税のスマホアプリ納付に対応」、楽天ペイ(オンライン決済)「よくある質問」2-7、メルペイ「国税のスマホアプリ納付に対応」

30万円を超えるとき:ダイレクト納付・クレジットカード納付

納付税額が30万円を超えると、スマホアプリ納付は使えません。次のどれかで払います。

  • ダイレクト納付・振替納税:銀行口座から引き落とし。手数料はかからず、手間もいちばん少ない方法です
  • クレジットカード納付:「国税クレジットカードお支払サイト」から。1万円ごとに99円(税込)の手数料がかかるので、還元率が1%前後のカードでは、ほぼ差し引きゼロです。還元率の高いカードや、カードの利用実績を積みたいときに向いています

参考:国税庁「クレジットカード納付の手続」

地方税(固定資産税・自動車税・住民税)の払い方は、こちらの記事にまとめています。

関連記事地方税(固定資産税・自動車税・住民税)をキャッシュレスでお得に払う方法|eL-QR対応の支払い方法まとめ固定資産税・自動車税・住民税などの地方税を、スマホ決済アプリ・クレジットカード・コンビニでお得に払う方法をまとめました。eL-QRで使える支払い方法と、ポイントがもらえる払い方を2026年10月時点の情報で解説します。

1級FPとして思うこと

税金の支払いでポイントがつく方法は、年々減っています。Amazon Payの終了もそのひとつです。その中で、d払いの「期間・用途限定のdポイントが使える」「d曜日で3%戻る」は、国税の払い方としていまいちばん条件がいい方法です。

確定申告で所得税を払う人、予定納税がある人、個人事業主で消費税を払う人は、納付額が30万円以下なら、金曜・土曜にd払いを覚えておくと、毎年確実に得をします。dポイントを使って払っても3%がつくので、期限が近い期間限定ポイントの使い道にもなります。

ただ、こうした還元はいつ変わってもおかしくありません。払う前に、d曜日の対象や条件が変わっていないか、エントリーを忘れていないかを確かめてください。

※内容は2026年10月5日時点の国税庁・各決済サービスのページの内容です。キャンペーンの条件や対象は変わることがあります。払う前に各社のページで確かめてください。