Yahoo! JAPANカードでPayPay決済・チャージを行なった場合、従来はTポイントが1%還元されていましたが、2/1以降は残念ながら還元対象外になります。
2020年2月1日(土)より一部ご利用分のクレジットポイント進呈を以下のとおり改定いたします。改定後の内容は以下をご確認ください。
■変更内容
「PayPay決済」「PayPay残高チャージ」および「nanacoクレジットチャージ」ご利用分へのクレジットポイント進呈を廃止いたします。・PayPay
現 新(2/1~) PayPay決済 Tポイント1% なし PayPay残高チャージ Tポイント1% なし 今後もPayPay利用特典でのPayPayボーナスはPayPay株式会社より進呈されますので、引き続きYahoo! JAPANカードでPayPayをお得にご利用いただけます。(2019年12月23日現在)
Yahoo! JAPANカード以外のクレジットカードは、PayPay利用特典の対象外、PayPay残高へのチャージも非対応となります。
さらに、4月からはPayPay決済の基本還元率も1.5→0.5%に低下。
PayPayの新しいキャンペーン情報が出てる裏で、改悪のお知らせ。
基本還元率が1.5%→0.5%に
前月の利用回数&額に応じて1.5%にすることは可能だけど難しい。
クレカの世界では1%が高還元とされてるのでこうなるのは当たり前。PayPayはもうバラマキのフェーズ終えてます。https://t.co/2RqKZK82hP pic.twitter.com/zbwVIhzLKP
— ペイの実 (@paynomi) February 28, 2020
■「PayPay」利用特典について
4月1日以降は、PayPay残高またはヤフーカードで支払った場合に次の付与率でPayPayボーナスを付与することに変更します(なお、3月の利用状況が4月分の利用特典に反映されるため、PayPay利用特典規約を3月1日に変更します)。
※ 当月の利用特典は前月の1日から末日までの利用状況に応じて決定します。
(例)4月分の利用特典:3月1日から3月31日までの利用状況に応じて決定。
利用条件 特典(PayPayボーナスの付与率) 通常 最大0.5% ①
前月の100円以上の決済回数50回以上/月
+0.5% ②
前月の決済金額10万円以上/月
+0.5% 最大合計1.5%
(上限:7,500円/回 15,000円/月)※ 利用特典はPayPay残高またはヤフーカードで支払う場合のみ対象となります。また、決済回数および決済金額はPayPay残高またはヤフーカードでのお支払い時にカウントします。なお、一部のサービスでは、利用特典の付与上限が異なる場合があります。
- 前月の100円以上の決済回数50回以上
- 前月の決済金額10万円以上
という条件(PayPay STEP)を満たせば還元率1.5%にすることも可能ではあるのですが、かなり難しいし、無理してやるほどのメリットはありません。
残念ではありますが、これまでは利益度外視で還元してきていたので、当然の仕様変更かと思います。
この変更に伴い、今後のPayPayの使い方について考えてみました。
ソフトバンク、ワイモバイルユーザー
→まとめて支払いチャージ
一般ユーザー
→銀行口座からチャージ
ヤフーカード直接払いはほとんどメリットなし
キャンペーンがない時、PayPayボーナスはいらない、使いたいカードがある人
→他社クレカ支払い
Contents
4月以降のPayPay使い方と還元率
4月以降の変更を反映したPayPay(街のお店での買い物)の還元率は以下の通りです。
ヤフーカードでのチャージでTポイントが貰えなくなったので、還元率での優位性はありません。
入金方法 | チャージ残高種別 | 還元率 | キャンペーン |
銀行口座、ATM、売上金 | マネー | 0.5% | 対象 |
SB・ワイモバまとめて支払 | マネーライト | 0.5% + クレカ還元 | 対象 |
ヤフーカードでチャージ | マネーライト | 0.5% + 0 | 対象 |
ヤフーカード支払 | – | 0.5% + 0 | 対象外 |
他社クレカ支払 | – | 0 + クレカ還元 | 対象外 |
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはまとめて支払い一択
ソフトバンクおよびワイモバイルユーザーは、まとめて支払いを選択してPayPay残高にチャージすれば、月々のスマホの利用料金と合算して請求されます。
スマホ料金をクレジットカードで払っていれば、PayPayチャージ分もクレカ還元対象となります。
ソフトバンクおよびワイモバイルユーザーはまとめて支払い一択です。
出金・送金もするなら銀行口座チャージ
スマホ料金まとめて払いや、ヤフーカードでチャージした残高はPayPayマネーライトと言って、出金することができません。

買い物に使うだけなら全く問題ないのですが、現金化する可能性がある場合は銀行口座からチャージした方が無難。PayPayマネーならば出金して銀行口座に戻すことができます。
他ユーザーに送金する場合も、相手がPayPayをどのように使うのかわかりませんから、PayPayマネーで送ってあげるのが親切ですね。
ソフトバンクおよびワイモバイルユーザー以外は、残念ながらPayPayとクレジットカードの還元を二重取りする術はありません。
よって、より質の高いPayPayマネーをチャージできる銀行口座チャージがオススメです。
ヤフーカード直接払いは要注意 残高チャージすべし
Yahoo! JAPANカードなら、チャージ残高から支払う方法(下図A)以外に、残高チャージせず直接払う方法(下図B)も可能ですが、Bの直接支払いは多くのキャンペーンが対象外となってしまいます。

ヤフーカードを使うにしても、いったん残高にチャージするのが得策です。
銀行チャージに比べてメリットはほとんどありません。
強いていうなら、クレジットカードですので、請求を後回しにできることがメリットです。
使いたいカード、貯めたいポイントが他にあるならクレカ払いもアリ
ヤフーカード以外のクレカでPayPay残高にチャージすることはできず、選択肢は直接支払いのみです。
この使い方をした場合、PayPayボーナス0.5%分は還元されず、キャンペーンも対象外!
(消費者還元事業分の2% or 5%はちゃんと還元されます。)
一見してメリットはなさそうですが、PayPayはクレジットカードが使えないような小規模店舗でも加盟店が多いので「クレジットカード非加盟店でカードを使うためだけの装置」として捉えるならば、この使い方にもメリットがあります。
例えば、PayPayボーナスは要らないけど航空系マイルを貯めたい、という人なら、PayPayで航空系カードを使えばクレジットカードが使えない店でもマイルが貯められますよね!
もちろん、みんな大好き楽天カードでもOK!還元率1%なのでPayPayの通常還元率0.5%より高いです(PayPayのキャンペーンは対象外になるので注意)。
また、VISA LINE Payなら4/30までの期間限定ながら3%還元で非常にお得!

ただし、Kyashなど、3Dセキュアのないカードの場合、PayPayでの支払い限度額が月5,000円と非常に低くなるので使い勝手は悪くなります。


4月以降のPayPayオススメ使い方まとめ
PayPayの還元率の改悪が以下のように行われます。
- ヤフーカードチャージ還元が0に
- 支払い基本還元率が0.5%に
残念ではありますが、これまでは利益度外視で還元してきていたので、当然の仕様変更かと思います。
しかし、そもそもキャンペーン時しかPayPay使わない人にとってはほとんど関係がないと言えます。
(PayPayのキャンペーンは通常還元に上乗せではなく、専用のルールで還元される)
キャンペーンに乗っかる際は残高チャージが必須です。
入金方法 | チャージ残高種別 | 還元率 | キャンペーン |
銀行口座、ATM、売上金 | マネー | 0.5% | 対象 |
SB・ワイモバまとめて支払 | マネーライト | 0.5% + クレカ還元 | 対象 |
ヤフーカードでチャージ | マネーライト | 0.5% + 0 | 対象 |
ヤフーカード支払 | – | 0.5% + 0 | 対象外 |
他社クレカ支払 | – | 0 + クレカ還元 | 対象外 |
ソフトバンク or ワイモバイルユーザーは通信量まとめてチャージが最もお得です。
その他一般ユーザーは銀行口座などからチャージしましょう。
一方、キャンペーンがない時は、他社クレカを紐付けて使った方がお得になる場合があります。
ソフトバンク、ワイモバイルユーザー
→まとめて支払いチャージ
一般ユーザー
→銀行口座からチャージ
ヤフーカード直接払いはほとんどメリットなし
キャンペーンがない時、PayPayボーナスはいらない、使いたいカードがある人
→他社クレカ支払い