という質問をよくいただきます。
僕は「Vポイント」と「JRキューポ」を重点的に貯めています。
入り口、出口ともに交換ルートが豊富なので、いわゆる○○経済圏といった囲い込みシステムに縛られることなく、異なるポイントをまとめることが可能であり、出口に関しても汎用性が高いからです。
かつてのTポイントと三井住友のVポイントが統合して誕生した新しい「Vポイント」は、複数のサービスが連携することで「経済圏に縛られない」のを特徴としています。
新ポイント『Vポイント』は、サービス開始から今年で20年を迎える、日本で最初の共通ポイントとして約1.3億(有効ID数)のお客さまにご利用いただいているTポイントと、SMBCグループが提供し、世界中のVisa加盟店で使えるVポイントが一緒になることで生まれる、新しい共通ポイントです。より多くのお客さまがポイントを意識せずともよく貯まり、使いやすく自由で安心で特定の経済圏に縛られない、「みんなが使えるポイント」を目指していく想いを込めております。多くのお客さまに支持されてきたTポイントの青と黄のカラーはそのままに、世界中のVisaで使えるVポイントを融合した新ポイントの世界を表現しております。
引用元:SMBCグループとCCCグループ 新たなポイントサービス、青と黄色の『Vポイント』を来春より提供開始 ~どんな経済圏にも縛られない みんなが使えるポイント、できた~
さらに、「JRキューポ」を活用することでVポイントの使い道の幅が広がります。
「JRキューポ」はJR九州のポイントなのですが、九州に住んでいない人にとってもメリット大!
この記事では、僕がいつも貯めているポイントを実例に、VポイントとJRキューポを使った便利なポイント交換ルートを紹介します。
Vポイントのポイント交換ルート
僕がいつも利用しているポイントはざっくり以下の図のようになっています。
- 日常生活やポイ活で得たポイントを青の矢印で「Vポイント」にまとめる
- 緑の矢印で「JRキューポ」、「永久不滅ポイント」、「WAON POINT」などに交換する
- 赤の矢印でポイントを消費する
これが基本的な戦略です。
「航空マイル」は、1ptの価値が2円にも3円にもなる出口なので買い物などで消費するよりもお得です。
「WAON POINT」は、毎月20日にウエルシアで買い物すると1pt=1.5円の価値で消費することができます(通称ウエル活)。
Vポイントの貯めかた
まずは入り口となるVポイントの貯めかたを紹介します。
Vポイント(旧Tポイント)は対象店で物理カードやアプリを提示することで貯めていくことができます。
Vポイントアプリ(旧名称:Tポイントアプリ)
CCCMKホールディングス無料posted withアプリーチ
また、対象のコンビニなどでの支払いで三井住友カードを利用すれば、常時7%以上の還元率で効率よくVポイントを貯めていくことができます。
加えて、SBI証券でNISAなどの投資を行っていくことでもVポイントが貯まっていきます。
さらに、各ポイントサイトで貯めたポイントについても直接、またはドットマネーやPeXなどを中継してVポイントに集約することが可能です。
関西にお住まいのかた限定にはなりますが、Ponta、Sポイント、はぴeポイントもVポイントにまとめることが可能です。
関西圏にお住まいの方であれば、阪急阪神百貨店やスーパー、交通利用などで「Sポイント」を貯めることができます。
関西電力をご利用であれば「はぴeポイント」が貯まっていきます。
日常で貯まるこれらのポイントほぼ全てを「Vポイント」に集約できます!
Vポイントの相互交換ルート
貯めたVポイントは「JRキューポ」に等価交換が可能。3日ほどで反映されるので移行もスムーズです。
さらに「JRキューポ」はGポイントを介することで多くの他社ポイントに交換可能となります。
Vポイントの出口戦略
VポイントからJRキューポやGポイントなどに交換することで、使い道の選択肢も多岐に渡ります。
ここではその全てを紹介しきれませんが、特に有用なルートを下図に抜粋しました。
Vポイント→WAON POINT→ウエル活
Vポイント→ソラシドエア
Vポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイル (JQみずほルート)
Vポイント→JRキューポ→Gポイント→リクルートポイント→dポイント(増量キャンペーン)
dポイント or Ponta→ポン活 (お試し引換券)
dポイント or Ponta→JALマイル
WAON POINTに交換してウエル活
VポイントはWAON POINTと相互交換が可能になっています。(1カ月最大30,000ポイント)
「WAON POINT」は、毎月20日にウエルシアで買い物すると1pt=1.5円の価値で消費することができます(通称ウエル活)。
ソラシドエア特典航空券
お住まいの地域の空港に就航便があればですが、Vポイントはソラシドエアのマイルに交換するのもおすすめです。
VポイントはSolaseed Airカードを所持していれば、なんと「1ポイント→2マイル」のレートで交換可能となります。
ソラシドエアの特典航空券は、例えば、レギュラーシーズンで東京ー那覇の往復が13,000マイルに設定されています。「1ポイント→2マイル」なので、Vポイントが6,500ポイントあれば東京ー那覇を往復できてしまうということです。お得すぎますよね?
ただし、お得ということはそれだけたくさんの人が利用したいと思っているので、希望の日時や行先で特典航空券を予約するのが難しい場合もあります。早めに予約する、土日祝を避ける、人気路線を避けるなど、工夫してうまく活用しましょう。
JQセゾンがあれば永久不滅ポイントに交換可能
JQカードセゾンを所持していれば、「JRキューポ」→「永久不滅ポイント」への交換が可能になります。
JRキューポ1,000pt ⇄ 永久不滅ポイント200pt
というレートですが、永久不滅ポイントは1ptが5円の価値なので等価交換です。
これでさらにポイントの用途が広がる!
また、永久不滅ポイントは有効期限がない上、運用で増やすことができるので、大量のポイントをストックしておくのに向いています。
JQみずほルートでANAマイル70%交換率
JQセゾンに加えて、「みずほマイレージクラブカードANA」を所持していれば、陸マイラー界隈でいわゆる「JQみずほルート」と呼ばれるANAマイル交換ルートが使えるようになります。
永久不滅ポイント100pt → ANAマイル350マイル
というレートで、永久不滅ポイント1pt=5円なので70%の交換率と非常に高い水準です。
dポイント増量キャンペーン
他社ポイントからdポイントへ交換することで増量されるキャンペーンが不定期ですが開催されることがあります。
Vポイント→JRキューポ→Gポイント→リクルートポイント→dポイント
というふうに交換していけば、手間はかかりますが、Vポイントをdポイントに交換することが可能。増量キャンペーン時はこれを活用してポイントの価値をアップすることができます。
dポイントは、日興フロッギーを通じて投資、現金化することが可能です。ポイントがたくさんあるからといって無駄遣いするのではなく、資産形成に役立てましょう!
ポン活、JALマイルにも活用可能
Vポイントを貯めておけば、Pontaやdポイントにも交換することができます。
よって、Pontaやdポイントを経由することで、ポン活(ローソンお試し引換券)や、JALマイルにも交換することができるということです!
Vポイントの貯め方・使い方まとめ
Vポイント→WAON POINT→ウエル活
Vポイント→ソラシドエア
Vポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイル (JQみずほルート)
Vポイント→JRキューポ→Gポイント→リクルートポイント→dポイント(増量キャンペーン)
Vポイントの出口を増やすにはJQカードセゾンを持っていると便利です。
JQカードセゾンはカード単体としてみた場合、国際ブランドとして「アメックス」を選択できるのも素晴らしいです。本来なら高額な年会費を払うべき素晴らしい特典の恩恵を受けることができます。