という質問をよくいただきます。
僕は「Tポイント」と「JRキューポ」を重点的に貯めています。
入り口、出口ともに交換ルートが豊富なので、いわゆる○○経済圏といった囲い込みシステムに縛られることなくポイントをまとめることが可能であり、出口に関しても汎用性が高いからです。
「JRキューポ」はJR九州のポイントなのですが、九州に住んでいない人にとってもメリット大!
この記事では、僕がいつも貯めているポイントを実例に、JRキューポを使った便利なポイント交換ルートを紹介します。
Contents
Tポイント・JRキューポシステムによるポイント交換
僕がいつも利用しているポイントはざっくり以下の図のようになっています。

- 日常生活やポイ活で得たポイントを「Tポイント」にまとめる
- 「JRキューポ」を中継させて「永久不滅ポイント運用」で増やし、「航空マイル」などで消費
- 余ったら「dポイント」に変換して日興フロッギー
で使う
これが基本的な戦略です。
「航空マイル」は、1ptの価値が2円にも3円にもなる出口なので買い物などで消費するよりもお得です。
Tポイントは、毎月20日にウエルシアで買い物すると1pt=1.5円の価値で消費することができます(通称ウエル活)。
また「dポイント」もお試し引換券で消費すれば1ptが1円以上の価値を持ちますし、日興フロッギーで現金化も可能です。


Tポイントの貯めかた(ペイの実の場合)
まずは入り口となるTポイントの貯めかたを紹介します。
毎月の固定費から得られるポイントのうち、電気に関しては楽天でんきを使っているので楽天ポイントが貯まっているわけですが、阪急電車で通勤することで貯まる「Sポイント」と、関電ガスを利用することで貯まる「はぴeポイント」はいずれもTポイントにまとめることができます。

このルートについて詳しくは↓の記事にまとめてあるので関西住まいの方は参考にしていただければ。

また、各ポイントサイトに関しても基本的にTポイントに集約しています。

貯めたTポイントはJRキューポを介してほかの様々なポイントに変換させますが、ウエル活で使うこともあります。1pt=1.5円の価値で買い物できるのでお得です。
JRキューポを中継させるポイント保管ルート
貯めたTポイントは「JRキューポ」に等価交換が可能。3日ほどで反映されるので移行もスムーズです。
さらに「JRキューポ」はGポイントを介することで多くの他社ポイントに交換可能となります。

WAON POINTもJRキューポに移行可能
僕はイオンでよく買い物をするので、イオンカードもよく使っていますが、イオンカードのポイントである「WAON POINT」も、
イオンSUGOCAカードを持っていれば「JRキューポ」にまとめることができます。


イオンカードを複数枚持っている場合、WAON POINTは合算して交換することができるので、他の種類のイオンカードで買い物したい場合、イオンSUGOCAカードはただ持っているだけでも大丈夫です。
ポイントの出口戦略
JRキューポは交換ルートが豊富なため、貯まったポイントの使い道の選択肢も多岐に渡ります。
ここではその全てを紹介しきれませんが、特に有用なルートを下図に抜粋しました。

Tポイントはもちろんのことながら、dポイントやPontaなどとも等価交換可能なため、全くスキがありませんね!
さらにANAマイル、JALマイルにも交換可能であり、これらは1ptの価値が1円以上となるため、普通に買い物で消費するよりお得な使い道です。
Ponta→JALマイルは増量キャンペーンあり さらにお得な使い道も!
JALマイルはなかなかに陸マイラー泣かせであり、どんなルートを使っても大抵は50%交換なのでANAマイルに比べて貯めにくいですね。
しかし、Ponta→JALマイルの交換はたまにレートが20%アップになるキャンペーンがあります。
すなわち、100Pontaポイント交換した場合、通常50マイルのところ、さらにボーナスマイル10マイルを追加(合計60マイル)。

JRキューポを貯めておけば1週間程度でPontaに移行できるので、急にキャンペーンがきても対応できます。
また、JALマイル意外にもPontaにはお得な活用法がいくつか存在します。詳しくは↓の記事で、賢い使い方を紹介しています!

JQセゾンがあれば永久不滅ポイントに交換可能
JQカードセゾンを所持していれば、「JRキューポ」→「永久不滅ポイント」への交換が可能になります。
JRキューポ1,000pt ⇄ 永久不滅ポイント200pt
というレートですが、永久不滅ポイントは1ptが5円の価値なので等価交換です。
これでさらにポイントの用途が広がる!
また、永久不滅ポイントは有効期限がない上、運用で増やすことができるので、大量のポイントをストックしておくのに向いています。

JQみずほルートでANAマイル70%交換率
JQセゾンに加えて、「みずほマイレージクラブカードANA」を所持していれば、陸マイラー界隈でいわゆる「JQみずほルート」と呼ばれるANAマイル交換ルートが使えるようになります。
永久不滅ポイント100pt → ANAマイル350マイル
というレートで、永久不滅ポイント1pt=5円なので70%の交換率と非常に高い水準です。
dポイントは日興フロッギーで投資、現金化
航空マイルなどでも消費しきれないポイントに関しては、dポイントに変換後、日興フロッギーを通じて投資、現金化することが可能です。ポイントがたくさんあるからといって無駄遣いするのではなく、資産形成に役立てましょう!


Tポイント・JRキューポ ポイント交換まとめ
- 日常生活やポイ活で得たポイントを「Tポイント」にまとめる
- 「JRキューポ」を中継させて「永久不滅ポイント運用」で増やし、「航空マイル」などで消費
- 余ったら「dポイント」に変換して日興フロッギー
で使う
というような工夫をすれば、一つの〇〇経済圏にこだわらずともポイントをバラけさせずにまとめることは可能だし、出口に関しても多数の選択肢が生まれ、高付加価値をつけてポイントを消費できます。
交換ルート開通のためにはいくつかクレジットカードを発行しなくてはならないのが難点ですが、そのほとんどは年会費無料です。
核となるのは「JQカードセゾン」であり、それ以外は全てオプションなので、必要なものを取捨選択すればいいと思います。また、僕は使っていないけど人によっては有用なルートやカードもあると思います。
JQカードセゾンはカード単体としてみた場合、国際ブランドとして「アメックス」を選択できるのも素晴らしいです。本来なら高額な年会費を払うべき素晴らしい特典の恩恵を受けることができます。

JQカードセゾンは年一回利用で翌年の年会費が無料になりますが、こういったキャンペーンの時だけ使ってあげれば問題ありませんね!
ポイント交換に必要だったり、クレジットカード発行の際にお得になるポイントサイトの招待リンクは↓にまとめていますので、ぜひお使いいただければ!
