- 永久不滅ポイント対象カードがあれば証券口座開設は不要
- 現金化せずポイントのまま運用できる
- ポイントの交換ルートが豊富で現金以上の価値をもつ
- 「投資信託コース」ならば配当落ちを気にする必要なし
昨今はやりのポイント投資/運用ですが、今、僕が最もオススメするポイント運用サービスは「永久不滅ポイント運用」!
「永久不滅ポイント運用」は、dポイント、楽天ポイント、PayPay、Pontaなど、メジャーどころのポイント運用にはないメリットが豊富なため、投資初心者/熟練者問わず、ぜひ取り組むべきと考えています。
この記事では、永久不滅ポイント運用のすごすぎるメリットと、実際にはじめる手順などをまとめました。
(1pt=最大5円相当の価値なので12万円程度)
※交換商品によっては、1ptの価値は5円未満になります。
ポイント運用サービスとは?擬似運用型と現金投資型の違い
ポイントを使って資産運用・投資を行うことのできるサービスには大きく分けて2種類あります。「擬似運用型」と「現金投資型」です。
擬似運用型 | 現金投資型 | |
リターンの受け取り方 | ポイント | 現金 |
証券口座 | 不要 | 必要 |
主なサービス |
擬似運用型とは、現金化せずにポイントのまま、株式や投資信託などの値動きに連動して増減する仕組み。
一方、現金投資型は、証券口座で株や投資信託を買う際にポイントを充当できる仕組みなので、売却後のリターンは現金で受け取ることになります。
僕が実践している楽天証券でのポイント利用つみたてNISAや、ネオモバなどはこちらに当たります。
永久不滅ポイント運用は証券口座の開設不要
永久不滅ポイント運用は擬似運用型のサービスに該当するので、面倒な証券口座の開設手続きは不要です。
しかし、当然ながら永久不滅ポイントを貯めることができなければ運用もできないので、対象のクレジットカードが必要です。
最もポイントを貯めやすく、年会費も無料になるセゾンパールアメックスがオススメです。
永久不滅ポイント運用は現金化せずポイントのまま増やせる
ポイントは貯めたままストックしておいても金利がつくわけではないので、すぐに消費した方がいいというのが基本ですが、擬似運用型のポイント運用サービスがあるなら話は別!
現金化せずに、ポイントのまま貯め続けつつ、運用でさらに増やしていくことができます。(もちろん減ってしまうリスクもあります。)
ポイント擬似運用型は、「ポイントを現金化したくないけど、ストックしたまま寝かしておくのももったいない」という場合にありがたいサービスです。
擬似運用可能なポイント比較
ポイント擬似運用サービスの中で永久不滅ポイント運用が優れている理由は、ポイント交換ルートの豊富さにあります。
dポイント、Ponta、楽天ポイント、PayPayボーナスは確かに使いやすいポイントなのですが、他社ポイントへの交換という面では弱く、交換レートも悪いです。
結局、いくらポイントを増やしたところで最後は現金代わりに買い物で使って消費することになる。それなら擬似運用型じゃなくて、初めから現金投資型でもいいのでは?その方が投資銘柄の選択肢も豊富ですし。
永久不滅ポイント運用 | dポイント投資 | au PAYポイント運用 | 楽天ポイント運用 | PayPayボーナス運用 | |
---|---|---|---|---|---|
ポイント | 永久不滅ポイント | dポイント | Ponta | 楽天ポイント | PayPayボーナス |
主な交換先 (レート) |
ANAマイル(0.7) プリンスポイント(1) dポイント(1) ドットマネー(0.9) その他多数 |
JALマイル(0.5) | JALマイル(0.5) マーケット限定pt(1.5) |
ANAマイル(0.5) | なし |
永久不滅ポイントは交換ルート豊富 増量キャンペーンの恩恵もアリ
永久不滅ポイントはさまざまな他社ポイントやマイルに交換可能なので、もし上手く活用できるなら、現金よりも遥かに高い価値があるといえます。これぞポイ活の醍醐味!
↓の記事で僕が実際に行っているポイントの貯め方と活用法について解説しています。
また、時々訪れるポイント交換増量キャンペーンの恩恵を受けることができるのもメリットです。
永久不滅ポイントを貯めていればキャンペーンの時にまとめて移行することで、一気に15%や20%も確定で増やすことができますね!なので、普段は消費せずに運用しながらストックしておくのが得策なのです。
一方、楽天ポイントやPayPayボーナスなどをいくら貯めていても、交換ルートがないので増量キャンペーンの恩恵は受けることができません。ならば、ストックせずにさっさと消費してしまったほうが、そのぶん現金を節約できます。
ポイント運用サービスの連動対象の違い
ポイント運用サービスの日々の増減は「投資信託」または「個別株やETF」に連動して決まります。
このうち、「個別株やETF」に連動するタイプのものは注意が必要です!運用したままほったらかしにしておくと損してしまうかも…。
連動対象 | 投資信託(無分配) | 個別株、ETF |
ポイント運用での分配金 | 再投資される | もらえない→配当落ちで損する |
ポイント運用サービス |
|
|
*dポイント投資(テーマ)のうち「金」だけは無配なので対策不要
配当落ち(分配落ち、権利落ち)とは?ポイント運用ならではの注意点
配当落ちとは、その期の配当を受ける権利が権利確定日の翌営業日をもってなくなることをいいます。また、権利が受けられない分、株価が安くなったことをいう場合もあります。
例えば、1株1,000円の株が配当を1株当たり5円出すとします。配当がもらえる権利があるのとないのでは、理論的には5円の差が出ます。これが配当落ちです。この例では、配当落ち後、5円の配当分だけ株価が下がり、理論上では株価は995円になります。
ただし、株価はその他の要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。
株を持っていると配当金がもらえるわけですが、そのタイミング(権利日)はあらかじめ決まっています。その権利日を跨いでしまうと、翌日の株価は理論上さがってしまいます。
現金で投資していた場合は配当金がもらえるので、株価の下落とトントンで何ら損することはありません。しかし、ポイント擬似運用型サービスではそうはいきません。
ポイント運用は配当金がもらえないので、権利日をまたいで株価が下落すると、そのぶん損するだけなのです。
よって、個別株やETFに連動するサービスの場合、損しないためには権利日を跨がないように前もって引き出しておくなどの対策が必要。
例えば、dポイント投資の米国大型株コースだと、「IVV」というETFに連動するので、「3月末、6月末、9月末、12月末」の年に4回、権利日がやってきます。このタイミングで引き出しておくのを忘れると損してしまうかもしれません。
永久不滅ポイント運用の「投資信託コース」ならば、連動先がもともと無分配(再投資)の投資信託なので、こういった対策は一切不要。手間なくほったらかし運用できます。
永久不滅ポイント運用のはじめかた
ここまで読んだ人なら、注力すべきポイント運用は永久不滅ポイント運用の「投資信託コース」だとわかったと思います!それでは実際にはじめてみましょう。
当然ながら永久不滅ポイントを貯めることができなければ運用もできないので、対象のクレジットカードが必要です。
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セゾンポータルアプリからログイン
ポイント運用にログインするにはセゾンポータルアプリから行うのが簡単です。
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永久不滅ポイントはそのままで運用することはできないので、一旦、運用口座にチャージする必要があります。運用口座残高は、いつでも永久不滅ポイントに戻すことができます。
はじめての場合、運用口座に5pt(=25円相当)すでに入っているので、これを使って運用することができます。
運用方針・コースの選びかた
永久不滅ポイント運用(投資信託)は、14時までの注文で翌営業日終値で約定、翌々営業日17時に反映です。時差を利用した先読み出し入れは一切できないので、僕は入れっぱなし(ガチホ)で運用しています。
※日本株(TOPIX)コースは営業日の終値で確定
幸い、配当落ち問題はないので、ポイントが溜まれば都度追加しながら、交換増量キャンペーンなどがやってくるまでガチホで問題ないと考えています。
永久不滅ポイント運用(投資信託コース)は、以下6種類から選ぶことができます。一つだけ選ぶ必要はなく、例えば日本株に50%、米国株に50%と振り分けてもOK。
コース名 | 連動元銘柄 | ポートフォリオ |
アクティブコース | ダイワファンドラップ「より積極運用スタイル」 | 株式重視で変動(ロボアド) |
バランスコース | ダイワファンドラップ「より安定運用スタイル」 | 債券重視で変動(ロボアド) |
資産形成の達人コース | セゾン資産形成の達人ファンド | 全世界株式(アクティブ) |
グローバルバランスコース | セゾンバンガードグローバルバランスファンド | 全世界 株50:債券50(インデックス) |
日本株(TOPIX)コース | iFree TOPIXインデックス | 日本株(インデックス) |
アメリカ株コース | iFree S&P500インデックス | 米国株(インデックス) |
どれが一番利益が出るかは分かりませんが、ロボアドやアクティブファンドは信託報酬が高い可能性があるので、インデックス連動型がオススメかなと思います。
永久不滅ポイント運用(株式)は、日清、カルビー、ホンダから選ぶことができますが、配当金がもらえないデメリットがあるので割愛します。
永久不滅ポイント運用のメリットまとめ
- 永久不滅ポイント対象カードがあれば証券口座開設は不要
- 現金化せずポイントのまま運用できる
- ポイントの交換ルートが豊富で現金以上の価値をもつ
- 「投資信託コース」ならば配当落ちを気にする必要なし
数あるポイント運用サービスのうち、特に注力すべきは永久不滅ポイント運用の「投資信託コース」!
永久不滅ポイント運用は擬似運用型のサービスに該当するので、面倒な証券口座の開設手続きは不要ですが、当然ながら永久不滅ポイントを貯めることができなければ運用できないので、対象のクレジットカードが必要!
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