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ビットコイン積立 販売所と取引所の違いは? オススメの方法は?

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僕は、bitbankの取引所を使ってビットコインの積立を行なっています。

ペイの実
ペイの実
仮想通貨はハイリスクハイリターンではありますが、将来性を考えると全く持っていないままでいるのもリスク!株だけに投資するより少しは仮想通貨も持っておいた方が資産分散の意味でもいいと考えています。

仮想通貨は値動きが激しいので、つみたてNISAように毎月ではなく、毎日積み立てた方がより安全と考えます。

僕が毎日5,000円の積立を淡々と行なってきたことで、取引所での積立のメリットとデメリットが見えてきました。

「これから仮想通貨の積立を行うならどこの口座で行うのがいいですか?」

といった質問をよくいただくので、この記事に僕が実際に運用を行なって気づいたことをもとに、オススメの口座や方法をまとめておきます。

bitbank

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取引所と販売所の違い

仮想通貨をこれからはじめようとする人がまず戸惑うのは「販売所」「取引所」というなんだか似たような言葉の違いだと思います。以下、bitbankの解説ですが他の業者でも同じです。

【販売所】

販売所で行われる取引は、お客様が、当社が提示する売却価格または購入価格にて、暗号資産を購入しまたは暗号資産を売却する取引です。 当社が相手方となって、お客様との間で売買を行います。

【取引所】

取引所で行われる取引は、価格優先、時間優先等のルールに従って、暗号資産を売りたいお客様の注文と暗号資産を買いたいお客様の注文とを直接マッチングさせて売買を成立させる取引となります。 ※当社は、取引場所を提供し、お客様とお客様との間の暗号資産の売買を「媒介」することになります。

引用元:bitbank-販売所と取引所の違いを教えてください

取引所の方がコストが安い

「販売所」は、業者の言い値で売買が行なわれるのに対して、「取引所」では、業者はあくまで仲介しているだけあり、需要と供給で値段が決まります。

ある日のbitbank販売所の価格は以下のようになっています。

販売所の価格販売所の価格

買い価格と売り価格が異なっています。この価格差をスプレッドと言います。スプレッドは販売所ごとに、またタイミングによっても変動します。画像では買い価格の方が売りより3%ほど高くなっているので、この日のbitbankのスプレッドは3%程度です。

一方、同じタイミングでの「取引所」の価格は↓です。

取引所の価格取引所の価格

販売所の買い価格と売り価格のちょうど中間の値。つまり、ビットコインを買うことを考えた場合、「販売所」より「取引所」の方が1.5%ほど安く買えます。

取引所で買った方がお得ですね!

仮想通貨は取引所で買った方がコストが安くお得

bitbank

最小注文数は販売所の方が小さい

「販売所」はコストが高い!仮想通貨の購入は「取引所」一択!「販売所」で買うヤツは養分です。少なくとも裁量取引では…。

ただ、日々コツコツつみたてるとなると話が違ってきます。最小注文数の関係上、「取引所」で毎日積立するのは結構難しいです。

以下に主要な業者のビットコイン取引単位と、仮に1BTC=500万円の時の円価を示しました。

BTC取引単位 Coincheck bitFlyer GMOコイン bitbank
販売所
0.001BTC 0.00000001BTC 0.00005BTC 0.00000001BTC
(5,000円) (0.05円) (250円) (0.05円)
取引所
0.005BTC 0.001BTC 0.0001BTC 0.0001BTC
(25,000円) (5,000円) (500円) (500円)

「毎回定額でつみたてることで、価格が安いときは多く、高いときは少なく買えるため、購入価格が平均化される」というのがドルコスト平均法ですが、この表を見ると、取引所での毎日積み立てで、ドルコスト平均法は無理ゲーだとおもいませんか?

例えば毎日5,000円ずつ積み立てることにしても、bitFlyerの取引所では1BTC=500万円以上になった瞬間に全く買えなくなり、全然ドルコスト平均になりません。

取引単位の小さいbitbankならギリなんとかいけそう?と思って実践してみたのが僕ですが、実際にやってみた結果、かなり入金力がないと厳しいと実感しました。

毎回5,000円積立とかであればなんとかドルコスト平均になってる感じがしますが、例えば1,000円ずつだと、毎日0.0001BTCか0.0002BTCしか買えず、ほとんど端数になってしまい全然ドルコスト平均にならないです。

多少のコストがかかる点は妥協して、取引単位の小さな販売所を使えば、毎回キレイにドルコスト平均で積み立てることができます。

取引所は取引単位が大きいのでドルコスト平均法で積立が難しい

仮想通貨の積立にオススメの口座

「販売所」「取引所」の違いは以下の通りでした。

コスト 取引単位
販売所 高い 小さい
取引所 安い、かからない 大きすぎて積立に不向き

できればコストの安い取引所でやりたいけど、特にBTCでは取引単位が大きすぎて現実的には結構難しいです。

数%のコストは妥協して販売所でやれば、簡単にドルコスト法で積み立てが可能。

ペイの実
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仮想通貨は何%も毎日変動するので、数%のコストはぶっちゃけ誤差。コツコツ積み立てるなら、途中で投げ出さないよう、できるだけ簡単で無理のない方法をチョイスすべし。

ありがたいことに、販売所であれば自動で積み立てできるサービスも提供されています。

販売所 自動積立サービス比較

積立サービスを提供してるのはCoincheckbitFlyerGMOコインの3社です。

Coincheck bitFlyer GMOコイン
サービス名 Coincheckつみたて かんたん積立 つみたて暗号資産
積立頻度 毎日/毎月 毎日/毎週/月2/月1 毎日/毎月
最小積立金額 月1万円〜 1円 500円
概算コスト(BTC) 3% 3% 1.5%
入金方法 銀行から自動引落 取引口座 取引口座

入金まで自動化できるのはCoincheckですが、bitFlyerやGMOコインに関しても住信SBIネット銀行、楽天銀行の自動入金サービスを使えば大丈夫です。Coincheckつみたては毎月中旬までの設定で翌月から積立スタートとなり、すぐに始められないのがデメリット。

bitFlyerのかんたん積立がサービスとしては最も優れており、1円単位で少額からでも毎日確実にドルコスト平均法で積立が可能です。

GMOコインは上記2社と比べスプレッドが小さいので、概算コスト(=スプレッド÷2)は小さくなるのがメリット。ただし、ビットコインに関しては0.00005BTCが取引所の最小取引単位なので、どうしても端数が発生してしまい、積立設定額が小さい場合はちゃんとドルコスト平均にならない懸念があります。

3%程度のコストにさえ目をつぶればbitFlyerが最も仮想通貨の積立に向いています。

設定に関してもアプリから、通貨、頻度、積立金額を選ぶだけなのでめちゃくちゃ簡単!初心者にはbitFlyerをお勧めします。

bitFlyerの積立設定画面bitFlyerの積立設定画面

取引所を使った積立は、確かに手数料は節約できますが、実際にやってみると、かなりの入金力と工夫、覚悟が必要なことがわかりました。仮想通貨の値動きだと長期投資で3%程度のコストは誤差でしかないので、僕がもし今から始めるならbitFlyerのかんたん積立を選びます。

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bitFlyerへの入金自動化方法

bitFlyerのかんたん積立で、仮想通貨の買い付けは自動化できます。

さらに、住信SBIネット銀行の定額自動入金を使えば、bitFlyerへの入金も完全に自動化できます。

これで、一旦設定をすませばbitFlyerのアプリを開く必要もなく放置で運用できるので、値動きに一喜一憂せず淡々と積み立てることが可能。

自分の口座から、bitFlyerの住信SBIネット銀行法人支店へ定額自動入金の設定をすればOKです。

住信SBIネット銀行は振込手数料の無料回数が決まっていますが、住信SBIネット銀行同士の振込であればそもそも無料なので、無料回数を消費することはありません。

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仮想通貨のつみたて方法 まとめ

仮想通貨は基本的に取引所で買った方がコストを抑えられるのでお得ですが、少額ずつ積み立てようと思うと、取引単位がネックとなりドルコスト平均法を使った購入価格の平均化が難しくなります。

コスト 取引単位
販売所 高い 小さい
取引所 安い、かからない 大きすぎて積立に不向き

仮想通貨は値動きが激しいため、多少の手数料には目をつぶっても、毎日少額ずつコツコツ積み立てられる方法のほうが継続しやすいと思います。

すでに仮想通貨取引についてある程度理解しており、取引所でも積立可能な人は、自分が使いやすいと思うところで積立を行えばいいと思います。僕はアプリの使いやすさ、手数料の安さ、なおかつ相場急変時でもシステムが安定しているbitbankを使っています。

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一方、手数料が多少かかっても簡単である方がいい人や、取引所でドルコスト平均法積立を行うには入金力が不安な人は、仮想通貨販売所の自動積立サービスを使うのも悪くない選択です。

仮想通貨販売所の自動積立サービスは、少額からでも1円単位で毎日積立ができるbitFlyerが最も優れていると思います。

Coincheck bitFlyer GMOコイン
サービス名 Coincheckつみたて かんたん積立 つみたて暗号資産
積立頻度 毎日/毎月 毎日/毎週/月2/月1 毎日/毎月
最小積立金額 月1万円〜 1円 500円
概算コスト(BTC) 3% 3% 1.5%
入金方法 銀行から自動引落 取引口座 取引口座
ペイの実
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仮想通貨はハイリスクハイリターンではありますが、将来性があると思うなら、全く持っていないままでいるのもリスク!株だけに投資するより少しは仮想通貨も持っておいた方が資産分散にもなる。少額ずつでもコツコツ積み上げましょう。

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