僕はインデックス投資を中心に運用を行っており、個別株はほとんどやっていないのですが、以下の方針で少額だけ運用を行っています。
これまで、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)で単元未満株を購入・保有していましたが、最近、SBI証券やマネックス証券で単元未満株の購入手数料が無料化されました。
そこで、それぞれの手数料比較と、メリット/デメリット、移管の手順などをまとめました。
ネオモバ、SBI、マネックス 単元未満株 比較
SBIネオモバイル証券、SBI証券やマネックス証券はどれも上場している全ての国内株を購入することができるので、銘柄に違いはほぼありません。(LINE証券は買えない銘柄がある)
取引にかかる手数料は以下の通りです。
ネオモバ | SBI証券 (S株) |
マネックス証券 (ワン株) |
|
月額 | 220円 (202ptはポイントでバック) |
無料 | 無料 |
購入手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
売却手数料 | 無料 | 0.55%(最低55円) | 0.55%(最低52円) |
ネオモバは取引手数料が買い売り共に無料ですが、月額220円かかってしまいます。月額を支払うと、限定ポイント200ptと、Tポイント2ptが付与されるので、実質月額18円ですが、限定ポイントはネオモバで使わないと失効してしまいます。
一方、SBI証券とマネックス証券で月額はかからず、購入手数料も無料化されました。ただし、売却手数料が0.55%、最低でも55円かかってしまいます。
よって、単元未満株を頻繁に売買する人はネオモバの方がいいと思います。
一方、たまに端株を購入し、基本的にガチホする人はSBIまたはマネックスがいいと思います。
ネオモバ:売買手数料無料だが固定費がかかる →頻繁に取引する人向け
SBI、マネックス:買い手数料無料だが、売り手数料がかかる →ガチホ向け
ネオモバからの移管手順
SBIネオモバイル証券からSBI証券またはマネックス証券への単元未満株の移管は無料で行うことができます。
僕は実際にSBI証券への移管を行ったのでその手順を紹介します。
ネオモバの一時停止手続きを行う
まず、ネオモバの月額が以後請求されないよう、一時停止手続きを忘れず行っておきましょう。
一時停止手続きは、ログイン後のマイページ下段の「ネオモバのサービス利用状況の確認・変更はこちら」をタップ後のサービス利用状況画面より行えます。
ここから停止手続きを行い、一時停止予定になっていればOK!以後、月額が請求されることはありません。また、取引ができないだけで、管理や入出金は停止中も行えます。
また取引したくなった場合も同様の手順ですぐ元に戻すこともできます。
特定口座内保管上場株式等移管依頼書に記入
↓の手順で、「特定口座内保管上場株式等移管依頼書」を入手し、記入しましょう。
カスタマーセンターに郵送してもらってもいいですが、プリンターをお持ちであればpdfを印刷するのが手っ取り早いです。
振替先口座の明細の部分には以下のように記入しましょう。
- 口座管理機関名:株式会社SBI証券
- 部支店名:本店
- 部支店コード:自分の口座番号の「ハイフン(-)前の3桁」
- お客さまの口座番号:自分の口座番号の「ハイフン(-)後の7桁」
- 部支店の所在地:東京都港区六本木1-6-1
- 加入者口座コード:SBI証券ログイン後、「口座管理」>「お客さま情報 設定・変更」>「登録情報一覧」画面の「お客様基本情報」欄で確認「1125660から始まる21桁」
- 機構加入者コード:1125660
「振替上場株式等の明細」欄に関しても記入が必要ですが、僕は100以上も銘柄があって全て書くのは無理ゲーだったので、Excel表を印刷して同封しました。
あとは、身分証などのコピーを忘れず同封し郵送しましょう!送料は無料で発送することができます。
2週間程度で移管が反映される
郵送後、5日後にネオモバから全ての株が出庫されているのを確認できました。
その後、11日後に、SBI証券の口座を確認すると、全ての株が入庫されていました。
概ね2週間ほどで完了するようです。参考になれば幸いです。
SBI証券は三井住友カードとの連携でポイントを貯めながら積立もできますし、ポイ活目的でもぜひ開設しておきたい口座です!