個別株 PR

端株を保有しておくメリット 優待クロスでも長期保有認定される!?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

僕はにインデックス投資を中心に運用を行っており、個別株はほとんどやっていないのですが、以下の方針で方針で少額だけ運用を行っています。

ペイの実の個別株投資方針

ところで、クロス取引で優待の長期認定って何でしょう?

端株を活用すれば、クロス取引でもらえる優待をさらにグレードアップさせることができるのです!

ぼくが実際に行っている優待の長期認定を狙った運用について、その仕組みを初心者向けに解説します。

投資はちょっと怖いという人でも、この方法なら少ない元手と低いリスクで豪華な優待がゲットできますよ!

そもそもクロス取引とは?

クロス取引(つなぎ売り)とは、同一銘柄を同数量、現物買いと信用売りを同時に行うことで、株価変動の影響を受けずにノーリスクで株主優待をゲットするテクニックです。

優待欲しさに株を買っても、株価が想定以上に下落してしまえばトータルで大損する可能性がありますよね。これを避けるために、同時に空売りを行っておくのです。

株価が下落して現物買いで損失が出ても、空売りを同時に行っていれば同額の利益が出て、損益が相殺されるわけです。

ところで、信用売りとはすなわち、株を一時的に借りて空売りしている状態。長く空売りしていると貸株料を支払う必要があります。

よって、クロスで優待の権利をとった後は保有株をすぐに手放してしまうのが鉄則です。

僕は手数料の安さと信用売の在庫の豊富さから、主にSMBC日興証券の口座を使って行っています。

SMBC日興証券 オンライントレード

株の長期保有認定とは?

クロスで優待の権利をとった後は通常、現渡し決済でキレイさっぱり清算します。

一方で、株を長く保有することで株主優待が年々グレードアップする銘柄があります。

株主優待実施要項

株主優待の対象株主 基準日現在の株主名簿に記録された100株(一単元)以上の株主
割当基準日 3月末日(年1回)
優待品 QUOカード
発送時期 毎年6月下旬を予定

特徴1 長期保有優遇制度 

当社では、株主の皆様に長期的な視点で投資していただくために、株式保有期間に応じた額面を設けております。保有継続期間の認定は、3月末日を基準とさせていただきます。また、保有確認は3月末と9月末の当社株主名簿で、株主番号を基準に行います。

引用元:リコーリース株式会社ー株主優待のご案内

リコーリースの例だと、1年目はクオカード3000円なのに対し、3年以上保有すれば、なんと毎年5000円相当ももらえてしまいます!

現物株を1単元(=100株)以上ずっと持ち続けていればいいわけですが、そのためにはある程度まとまった元手が必要ですし、株価が下落して損してしまうリスクもあります。

何とか低いリスクで、毎年5000円分のクオカードを手に入れる方法はないものか…。

単元未満株を活用すればそれが可能になります。

単元未満株を活用して優待クロスでも長期認定

例として挙げたリコーリースの場合、100株を3月末にクロス取引すればほぼノーリスクでクオカード3000円がゲットできます。

その後は別に手放してしまっても良いのですが、全て手放した後、翌年同様にクロスを行ってもクオカード4000円ゲットとはおそらくなりません。

なぜなら、一旦全て手放してしまうと株主名簿から消えてしまうので、翌年にクロスしても株主番号が変わってしまっているからです。

ならば手放さなければいいわけですが、リコーリースの株価は2021年11月時点で約3,600円なので、100株なら36万円が拘束され続けることになります。

万が一、株価が10%下落すれば36,000円の含み損を抱えてしまうので、優待で得したところで赤字です。

ところが、SBI証券などで1株だけ持ち続けた上で、毎年、9月末と3月末になど別の証券会社でクロス取引を行った場合、なんと、株主番号は変わらず維持されます。

ペイの実
ペイの実
ちなみに日興証券の端株(日興フロッギー)ではこの方法は使えません!

https://paynomi.com/hakabuhikaku

別口座で同一銘柄を持っていても、名義が同じであれば株主名簿上はひとつにまとまるようです。(名寄せ)

長期保有するのは1株だけですので、たとえ株価が大暴落して紙屑同然になったとしても3,600円以上の損失は出ようがありません。

これで、超低リスクで保有3年以上からは毎年5,000円分ものクオカードを手に入れることができるわけです!

ただし、長期認定される条件は銘柄によって異なっており、リコーリースの場合、9月にも100株持っていないといけないので忘れないように!(9月は優待はもらえませんが、長期認定条件を満たすためにクロス取引を行う必要があります)

引用元:株主優待のご案内 | IR情報 | リコーリース株式会社

端株投資 × 優待クロス

1株単位からの投資なら資産分散・時間分散でリスクを下げることができます。

しかし、それでは元手が少なすぎてたいした利益にはならないので、クロス取引で株主優待をゲットすることで実質利回りをブーストさせています。

具体的には、SBI証券で端株(S株)をガチホして、SMBC日興証券でクロス取引をしています。

ご参考までにポートフォリオやクロス実績を毎月公開するようにしているので、一緒に爆益優待をゲットしていきましょう!

個別株月次報告

SMBC日興証券 オンライントレード