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楽天ポイントと楽天キャッシュの違いまとめ、お得な使い分けかた

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2020年1月20日より、楽天ポイントカードの仕様が変更になり、楽天ポイントカードでも楽天キャッシュが使えるようになりました。

これまで楽天ペイが使えるお店以外では楽天キャッシュを消費することはできなかったのですが、この仕様変更後は、マクドナルドなどでも楽天キャッシュが使えるようになるということです。

楽天ROOMの報酬も楽天キャッシュで支払われるので、貯まっている人には嬉しい変更ですよね。

また、楽天証券での投信積立に楽天キャッシュを利用することもできるようになりました。

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ところで楽天キャッシュってなに??

という方も多いと思いますので、この機会に楽天ポイントと楽天キャッシュの違いについてまとめてみました。また、有効な使い分け方や現金化方法も解説します。

楽天ポイントと楽天キャッシュの違い

楽天ポイント、楽天キャッシュともに、楽天市場や、楽天ペイなどでの買い物に使えるのは同じです。

異なるのは、使用される優先順位と、一部サービスへの利用可否です。その違いに関して、要点を下表にまとめました。

楽天ポイント 楽天キャッシュ
期間限定ポイント 通常ポイント
主な入手法 キャンペーン 買い物での還元 チャージ、ROOM報酬、POSAカード
充当の可否、優先順位
楽天ポイントカード 1 2 3
楽天モバイル・楽天でんき 1 2 3
ポイント運用・楽天証券 不可 可(※) 不可
楽天カード支払い 不可 可(※) 不可
他ユーザーへ送る 不可 家族カード会員のみ

(※)他社から交換したポイントは不可

楽天ポイント・キャッシュ 使用される優先順位

楽天市場や楽天キャッシュはポイント、キャッシュの利用優先順位を指定できます。

一方、仕様変更後の楽天ポイントカードや、楽天モバイル楽天でんきに関しては必ず、

  1. 期間限定楽天ポイント
  2. 通常楽天ポイント
  3. 楽天キャッシュ

の順に消費されます。楽天ポイントが残っているうちは楽天キャッシュは消費されません。

楽天モバイル楽天でんきは毎月の固定費なので期間限定ポイントの出口として重宝しますよね。無駄な買い物することなく現金の消費を抑えられます。

通常ポイントは温存しておいて楽天キャッシュを優先して使いたい場合もあると思いますが、残念ながら残っているうちはポイントが優先して使われてしまいます。

通常ポイントしか使えない用途(投資・カード支払い充当)

期間限定ではない通常楽天ポイントしか使えない主な用途に、投資とカード支払い充当があります(投信積立は楽天キャッシュも可能)。

これらに充てるメリットが大きいため、通常楽天ポイントは買い物に使わず温存したい人も多いと思います。

楽天ポイントで投資

楽天ポイントを使った投資は、証券口座がなくても可能なポイント運用と、楽天証券で投資信託や国内株式を購入する際に充当するポイント投資サービスの2つがあります。

特に楽天証券でのポイント投資の場合、ポイントで買った金融商品を売却すると現金が振り込まれるため、ポイント現金化手段として利用価値が高いですね。

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楽天カード ポイントで支払いサービス

楽天カードの月々の請求に対して、ポイントを充当させることができます。

このサービスの凄いところは、ポイントを利用しても還元されるポイントは減らない点!

例えば楽天ポイントを楽天市場での買い物に使うと、楽天カードで全額支払うのに比べて還元率が下がります。

ポイント付与条件のうち、以下は楽天カード支払い必須

→ポイントを利用した分は対象外

  • SPU 楽天カード利用: +2% (ゴールド、プレミアムは+4%)
  • SPU 楽天銀行+楽天カード: +1%

楽天市場で楽天ポイントを使うと5%も還元率が下がってしまう。

一方、楽天カードで支払った後、この請求に対してポイント充当すれば満額還元となります。

前述した投資に関しても、投信積立の場合は楽天カードで支払えますから、ポイントで直接支払うよりも、楽天カードで積み立ててその請求にポイント充当した方が1%得できます。

通常ポイントの出口は楽天カードの支払いに充てるのが最強!

ただし、毎月12〜20日に手動で手続きする必要があるので面倒ではあります。

楽天キャッシュは人に送れる

一方、楽天キャッシュは、楽天ペイアプリから自在に送金可能なのがポイントに比べて便利。

楽天ペイアプリ→送る楽天ペイアプリ→送る

 

楽天キャッシュプレミアム型は出金可能

楽天キャッシュには基本型とプレミアム型があり、プレミアム型に関しては銀行口座に出金することが可能です。

基本型とプレミアム型の違いは以下の通り。本人確認した状態でラクマの売上金などからチャージした残高がプレミアム型となります。

楽天キャッシュ【プレミアム型】にチャージするためには、事前に本人確認の審査が通っている状態で、当社が指定する方法でチャージする必要があります。
●プレミアム型へチャージ可能な方法
・ラクマ売上金からのチャージ
・楽天ウォレットアプリ 暗号資産からのチャージ
・その他、サービスによる報酬などの付与
※本人確認が完了しても、それまで保有していた楽天キャッシュ【基本型】の残高は【プレミアム型】になることはありません。

●プレミアム型へチャージができない方法
・楽天カードからのチャージ
・楽天銀行口座からのチャージ

楽天キャッシュプレミアム型の出金手数料は表のとおり。

出金先の銀行口座  10,000円未満 10,000円以上
楽天銀行 100円 無料
その他の銀行 210円 210円

一気に多額のキャッシュを出金した方が手数料は節約できるわけですが、一点、注意すべきことがあります。

楽天キャッシュはプレミアム型が優先的に消費されてしまうので、基本型を先に使って、プレミアム型は後ほど出金するつもりで温存ということができません

基本型の楽天キャッシュを使いたい時は、プレミアム型を先に出金してしまうしかありません。

※2021年7月29日以降は「楽天キャッシュ【プレミアム型】」と「楽天キャッシュ【基本型】」の両方の残高を保有している場合、以下のルールで消費されます。
1. 「楽天キャッシュ【プレミアム型】」の残高のうち、最も古いチャージ・付与がされた残高から消費
2. 「楽天キャッシュ【プレミアム型】」の残高が0円となったあとは、「楽天キャッシュ【基本型】」の残高のうち、最も古いチャージ・付与がされた残高から消費

送る相手も本人確認を済ませていれば、一時的にプレミアム型の楽天キャッシュを預かってもらい、消費を回避することは可能ですね。

基本型はコンビニでPOSAカード購入可能

楽天キャッシュの基本型は楽天カードや楽天銀行からチャージ可能です。さらに、コンビニで買える楽天ギフトカードも楽天キャッシュ基本型にチャージ可能。

基本型は出金こそできませんが、それ以外の使い勝手はプレミアム型と変わらず、楽天証券で投信購入も可能です。

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楽天ペイなら楽天キャッシュを優先して使える

通常楽天ポイントは温存して、

  1. 期間限定楽天ポイント
  2. 楽天キャッシュ
  3. 通常楽天ポイント

の順に消費したい場合もあると思います。。

しかし、楽天ポイントカードや、楽天モバイル楽天でんきは、

  1. 期間限定楽天ポイント
  2. 通常楽天ポイント
  3. 楽天キャッシュ

の順で使われてしまいます。また、楽天市場での買い物は還元率が下がってしまうので、そもそも楽天ポイントを使うべきではありません。

そうなるとコントロール可能なのは楽天ペイぐらいしかありません。

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通常ポイントをなるべく楽天証券か、楽天カードの支払いに充てたい場合、楽天ペイならば、楽天キャッシュだけ消費していくことが可能です。