- クレカ積立可能な金額は毎月100円~5万円
- 特定・一般/一般NISA/つみたてNISA口座で利用可能
- 投信積立可能な銘柄すべてが対象
- 提携ポイントは貯まらない(積立は提携カードも可能)
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僕は楽天証券でつみたてNISAをやっており、クレジットカードで毎月積み立ててポイントをもらっています。
SBI証券でも同様にクレカ積立サービスが開始し、ポイントを貯められるようになりました。
この記事ではSBI証券クレカ積立の概要と注意点や有効なポイント活用法などに関してまとめました。
SBI証券 三井住友カード積立サービス概要
SBI証券は三井住友カードと連携することで、6/30よりクレカ積み立てサービスを開始します。
毎月の投資信託の積立額の0.5%が「Vポイント」でポイント付与されます。設定上限は5万円/月なので、250ptまで獲得することができます。
また、後述しますが、ゴールドカードやプラチナカードであれば、さらにポイント付与率がアップします。
全ての投資信託が対象 国内債券→即売却もOK
クレカ積立可能な銘柄には特に制限はなく、SBI証券で購入可能な全ての投資信託が対象です。
人気のSBIバンガードや、emaxis slimシリーズなど一通り揃っているので、自分の目指すポートフォリオに合った対象に投資を行い、ついでにポイントをいただくことができます。
もし、投資する余力がないのであれば、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」のように値動きの小さい銘柄に積立設定を行い、毎月すぐに売却を繰り返せばポイントをタダ取りすることも可能です。
NISA、つみたてNISA口座も対象
一般口座、特定口座に加えて、NISA、つみたてNISAもクレカ積立の対象となっています。すでにSBI証券でつみたてNISAをやっている人なら引き落とし方法を変更するだけでOKですね。
無論、対象は投資信託だけなので、個別株などはクレカで買うことができません。
また、ジュニアNISAは対象外です。
クレカ積立 対象となるクレジットカード
Vポイントを貯めることができる三井住友カードでクレカ積立すると0.5%。
Vポイント以外の独自ポイントが貯まるカードは、つみたて投資の決済は可能ですが、ポイント付与の対象外です。
例えば、VISA LINE Payカードや、Amazon Mastercardでも投信積立は可能ですが、ポイントは溜まりません。
また、家族カードや銀聯カード、ビジネスカード、コーポレートカード、デビットカード、プリペイドカードなどは対象外です。
クレカ積立でポイントを貯めるには、三井住友のプロパーカード、もしくはANAカードなどのVポイントが貯まる提携カードが必要
VISA LINE Payなどはポイントもらえない
対象のカードのほとんどは年会費がかかってしまいます。もし持ってない人は年会費永年無料の三井住友カード(NL)を申し込みましょう。対象のコンビニやマクドナルドでのコンタクトレス決済で最大5%還元(*)となる特典も付いており非常にコストパフォーマンスに優れたカードです。
ゴールド、プラチナカードのポイントアッププラン
投信積立の基本ポイント付与率は0.5%ですが、対象のゴールドカードやプラチナカードならさらにポイント付与率が以下の通りアップします。
ノーマルカード | ゴールドカード | プラチナカード | |
ポイント付与率 | 0.5% | 1% | 2% |
年間最大ポイント額 | 3,000pt | 6,000pt | 12,000pt |
最安年会費 | 0 | 4,400円 | 33,000円 |
収支 | +3,000円 | +1,600円 | -21,000円 |
年間最大ポイント付与額は、毎月5万円積立を行った時に1年間でもらえるVポイントの総額です。
ゴールドカードやプラチナカードならたくさんのポイントを稼ぐことができますが、年会費もそれなりにかかるので、把握しておきましょう。
ゴールドカードの年会費は11,000円ですが、年会費割引(web明細+マイ・ペイすリボ)を駆使すれば4,400円に抑えることができます。
しかしそれでも、(年間最大ポイント付与額)-(年会費)を計算すると、ノーマルカードの方がお得ということに…。
プラチナカードに関しては、プラチナプリファードが年会費33,000円で最安です。この場合も、確かに投信積立で多くのポイントをゲットできるのですが年会費で赤字になります。
よって、ゴールドカードやプラチナカードは付帯特典をうまく活用できる人むけであり、投信積立目的のみで発行してもあまりお得ではありません。
ただ、↓のことを実行できる人ならその限りではありません。年会費以上にポイントを荒稼ぎすることもできなくはないです。
年会費以上に得する抜け道もアリ
誰でもできるわけではありませんが、年会費を極限まで下げて投信積立でポイントを荒稼ぎできる裏技があります。
三井住友カード ゴールド(NL)年間100万円利用
三井住友カード ゴールド(NL)は年会費5,500円なのですが、年間100万円ショッピング利用すると、翌年以降永年無料になります。これを利用して投信積立すれば年会費無料で毎年6,000ptゲットすることが可能です。※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
ただし、年会費を無料にするための100万円利用に、投信積立はカウントされません。
純粋に1年で100万円の買い物をする必要があるので、達成するにはメインカードとしてガッツリ利用したり、税金など大きな出費を支払ったりする必要があります。
対象のコンビニやマクドナルドで最大5%還元(*)のメリットがあるため、メインカードとして使っても非常にお得なカードです。
※商業施設内にある店舗など、 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
※ 一部Visaのタッチ決済・Mastercard®︎コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。また、一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
ゴールドカードならではの手厚い保険やラウンジ利用などの特典も無料で維持できると考えれば、100万円決済で年会費無料化させる価値は十分にあると思います。
プライムゴールドカード活用
20歳〜29歳の人なら、三井住友VISAプライムゴールドカードが発行可能です。このカードは通常のゴールドカードとほぼ同スペックでありながら、年会費5,500円と安く、年会費割引(web明細+マイ・ペイすリボ)を駆使すれば1,650円に抑えることができます。
これなら収支は+4,350円となり、投信積立の目的だけで発行しても元が取れます。
PA-TYPEカード活用
家族カードで投信積立は不可ですが、PA-TYPE(パーソナルアカウントタイプ)カードは可能です。これは、家族カードの一種で、本会員の信用情報で審査されるのですが、引き落とし口座とポイント管理は別々に管理できるというものです。
PA-TYPEカードは1名義ぶん無料、2名義分以降は1,100円で追加可能。これを利用して家族全員で投信積立すれば、年会費以上にポイントを稼ぐことが可能。
例えば、本会員が三井住友VISAゴールドカード、家族名義でPA-TYPEカードを発行し、2名義で投信積立を満額すれば、年会費4,400円に対して、獲得ポイント12,000ptとなり、大幅に元が取れることになります。
その他ボーナスポイントや年会費割引は対象外
三井住友カードは、リボ払いを利用した場合ポイント2倍になるカードがあるのですが、クレカ積立には適用されません。というか、リボ払い自体ができないようになっています。
各種カードの年会費割引条件となる利用金額やボーナスポイント特典のお買物累計額の対象にもなりません。
また三井住友カード プラチナプリファードの入会特典、継続特典の集計対象となりません。
以上、ボーナスポイントや年会費優遇の対象にはなりませんが、クレカで固定費を毎月払って滞りなく返済していれば、クレヒス的には有利となることが予想されるので、クレカ積立を継続すれば、ステータスカードのインビテーションは貰えやすくなるのではないかと推測します。
ANAカードでもOKだがマイル移行可能ポイントではない
三井住友カード発行のANA VISAカードまたはMastercardでもクレカ積立可能で、Vポイントを貯めることも可能です。
しかしながらカードでのショッピングで貯まるマイル移行可能ポイントではなく、通常Vポイントとして付与されます。
通常Vポイントは1pt→0.6マイルにしかならないので、クレカ積立時のマイル付与率としてはわずか0.3%。ANAマイルを貯める手段としてはあまり効率的ではありません。
Vポイント種類 | ANAマイル交換率 | |
マイル移行可能ポイント | 1pt→2マイル | 2倍コース |
1pt→1マイル | 通常コース | |
通常ポイント | 1pt→0.6マイル |
Vポイントのオススメの使い道
クレカ積立でもらえるVポイントは各種の他社ポイントへ交換可能ですが、必ずしも交換レートがいいわけではありません。オススメの使い道は、
- クレカ利用額に充当
- Vポイントアプリへチャージ
が挙げられます。
カード支払い金額にキャッシュバック
Vポイントは三井住友カードの請求額に対して1pt=1円で充当することが可能です。
これなら実質0.5%の値引きなっていることと同義ですね。毎月カード利用するなら最も無駄のない賢い使い方です。
ただし、キャッシュバックへ交換分は3ヶ月で失効するため、カード利用頻度が低い人は注意が必要です。
Vポイントアプリにチャージ
クレカで貯めたVポイントは「Vポイントアプリ」に1pt=1円としてチャージすることでプリペイドカードのように買い物で使うことも可能。
有効期限は5年と長いので失効する危険も少なくオススメの使い道です。
SBI証券でクレカ積立をはじめよう
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対象となるクレジットカードを持っていない人は、年会費永年無料の三井住友カード(NL)がオススメです。
※最短30秒発行受付時間:9:00〜19:30
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